三田市南が丘2丁目14-37
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予防医療

毎日の健康のために

以前は、犬や猫たちは人と一緒に暮らしている動物として「ペット」と呼ばれていましたが、近年は家族の一員として「コンパニオンアニマル」という呼称をよく耳にするようになりました。
それに伴って動物さんたちの寿命は長くなり、今までは見られなかった病気も増えてきました。
また、飼い主さんたちの考え方も「病気になったらしょうがない」というものから、
「少しでも長生きしてほしい」というものに変わってきております。
動物さんたちが長生きするために大切なことは、「予防」「病気の早期発見=定期検診」です。

予防について

たとえば猫の白血病や、犬のフィラリア症は一度感染・発症すると命に関わる重篤な状態に瀕したり、完全に病気をなくすことが難しい病気ですが、これらは、ワクチンや、定期的な予防薬の投与で防ぐことができます。このような病気で命を落とさないためにできることは 「予防」を徹底することです。予防といってまず思い浮かぶのは、ワクチンの注射やノミやダニを予防するお薬をつけることでしょう。

しかし、予防というのはお薬を使うだけではありません。 例えば、関節炎などを起こさないように、食事や体重に気をつけることは怪我の予防に大きく貢献します。また、長生きするために腎臓に負担をかけない食事を選ぶことも腎不全の予防としては効果的です。このような毎日の生活の中で無理せず行える「長生きのための予防」に飼い主様と積極的に取り組んでいきたいと考えています。

病気の早期発見は定期健診で

また、病気の中にはきちんと気をつけていても全く予兆なく突然現れるものもあります。 代表的なものとして心臓の病気があげられます。動物たちは元々が我慢強い性格ですから、初期の段階ではなかなか症状として認められません。このような病気をできるだけ早期に見つけるために必要なのが「定期健診」なのです。人間は30歳と60歳に定期健診を受けるのがもっとも理想的といわれています。人間でもがん検診や人間ドッグがありますが、動物たちにおいても必要な項目は人間とほとんど一緒です。当院では、飼い主様の希望に合わせて、いくつかの検査を組み合わせて提案させていただきます。
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